高血圧の気になる疑問


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高血圧の怖さ、高血圧になる原因はわかったけれど、実際、どんな人が高血圧になりやすいのですか?

高血圧は遺伝的要素があるの?


高血圧の遺伝子が存在するというより、高血圧になりやすい体質が遺伝するということのほうが大きいです。


どういうことかといいますと、一緒に暮らす家族は、知らず知らずのうちに食習慣や生活習慣が似てきます。


そういった要素が影響していると考えられています。


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例としてですが・・両親が共に高血圧の場合、その子供が高血圧になる可能性は約50%両親のいづれかが高血圧の場合、その子供が高血圧になる可能性は約30


まとめると、高血圧に遺伝子的要素は薄いけれど、体質が遺伝する可能性はあるので、その影響はあります。

なぜ?高血圧が怖いのか


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高血圧は自覚症状がほとんどないので、危険性をなかなか実感することができません。


知らない間に血管内で異変が起き、最も怖いとされる「動脈硬化」へと進行していきます。


ご存知のように血液は血管の中を流れています。


血管は本来、柔軟性があり血管内皮も弾力がある組織です。


しかし、高血圧の状態が続くと、血管内皮が傷つき、血管の中にかたまりができるようになります。


さらにそのかたまりにコレステロールなどが入ると、そのかたまりはドンドン大きくなって血液が流れにくくなります。


この高血圧による血管の異変が全身で進行し、動脈硬化がどこの血管で起きるのかがわからないのです。


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動脈硬化が脳に影響を及ぼした場合

・脳梗塞(のうこうそく)

・脳出血

・くも膜下出血

・無症候性脳梗塞


動脈硬化が心臓に影響を及ぼした場合

・心筋梗塞

・狭心症

・心不全

・心肥大


動脈硬化が腎臓に影響を及ぼした場合

・慢性腎臓病

・腎硬化症

・腎不全


このように高血圧による動脈硬化が死を招く合併症へとつながり命に関わる危険が高まるのです。


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そもそも高血圧とは?


高血圧になる原因は色々と考えられています。


その前にそもそも血圧とは、血液が血管壁を押す力のことです。


血液は、動脈→細動脈→毛細血管→細静脈→静脈の順番で循環しています。


心臓が縮んで血液を送り出すときの血圧を「最高血圧」と言われ、逆に心臓が拡がったときの血圧が「最低血圧」と言われています。


正常な血圧はというと、

最高血圧が130 Hg 未満

最低血圧が85 Hg 未満です。


高血圧と言われる数値は、

最高血圧が140 Hg 以上

最低血圧が90 Hg 以上になります。

高血圧予防のキーワード「け・つ・あ・つ・を(お)・て・い・か」 


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 ① 「け」・・・決してタバコは吸いません

     血圧だけでなく、「ガン」 「脳卒中」など万病のもととくに「肺ガン」のリスクが高い

        ↓

     数値であらかじめ察知できる(プリンクマン指数)プリンクマン指数・・・一日の喫煙本数×喫煙年数

      ※この数値が600を超えると発症率が高くなる


□禁煙は何が何でも必要か?

     禁煙に成功したとたんに、食事がおいしくなり、その結果、「高血圧」 「痛風」などになってしまう方もいる(逆効果?)


□タバコを吸うと太りにくい理由

     ① 味覚が鈍り、食欲が落ちる

     ② 胃腸障害がおきるため、食欲がなくなる

     ③ 血糖値が上昇するため、空腹を感じなくなる

        ※キャンディを口にふくんだ時と同じ状態

     ④ ニコチンが、脂肪分解酵素の活性を高める   


□タバコの効能

     タバコの煙は、脳を刺激して、そこから褐色脂肪組織も刺激して発熱を促し、それが体重の減少へとつながる

     

※褐色脂肪組織・・・肩・首の後ろ・脇・心臓や腎臓の周辺に存在し、食べすぎた後や、寒い時に、発熱させてカロリーを消費して、肥満を予防する働きがある

                 

「タバコをふかす」・・・「ふかす」=ゆっくり吐き出す副交感神経(リラックス状態)を働かせていることになるため、ストレスを一時的に取り去ってくれている

                   

                   

「プリンクマン指数」と「吸わない人」を考慮して、一人でゆっくりふかす!

     



  ② 「つ」・・・強い血管を作りましょう

     「血管を強くして動脈硬化を予防する!」

     動脈硬化・・・体内の老廃物が排出されずに、血管の内壁に沈着すること 


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□血管を強くするには? 

    

 「老廃物を徹底的に出す体を作る」

  血液を汚さない!

  解毒=デトックス 


□老廃物の出し方

      排便・・・解毒の約8割を占める

           便秘になると、体内に滞留した便から血液へ老廃物が入り

           血液を汚し、さまざまな病気を発症する 

      排尿・・・尿の出が悪くなると、「むくみ」 「尿毒症」を発症して、

           血液へ毒素が回ってしまう

      その他・・・発汗・発熱・涙・髪・爪

             「とにかく老廃物を出す!」


  

   ③ 「あ」・・・熱いお湯には入りません・寒い思いもいたしません

        「急な温度変化は、血管や心臓に負担をかける」

     

□入浴

    ① ぬるめのお湯が良い(41℃以下)

        血圧を低下させる 

    ② 脈拍を低下させる

        疲れに効く

    ③ 精神をリラックスさせる(副交感神経を刺激)

        不眠症、ストレスの多い人に効く

        

    ④ 胃腸の働きをよくする 

         食欲不振に効く

    ⑤ かけ湯が効果的

         皮膚の血管を徐々に拡大して、体をお湯にならす

         脳貧血の防止

           

    ⑥ 冬場の浴室の脱衣場

         あらかじめ、ストーブなどで暖をとっておくと良い


   ④ 「つ」・・・常に気分をリラックス

           「ストレスはためない!」


  □ストレスの原因となる日常のできごと


     「仕事が忙しい」         「不慣れな仕事」

     「同僚、上司とのトラブル」   「看病疲れ」

     「身内との死別」         「家庭内のさまざまなトラブル」

     「試験勉強」


  □ストレスを抱えやすい性格


     「きちょうめん」       「凝り性」

     

     「正直」           「秩序に従順」

     「潔癖症」          「負けず嫌い」

     「神経質」          「心配性」

     「とらわれやすい」     「わがまま」

     「依存的」

     


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   □ストレスから発症する病気(頻度順)


      1 頭痛              11 動悸

      2 胃痛              12 不眠

      3 腹痛              13 胃部不快感

      4 胸痛              14 微熱 

      5 胸部圧迫           15 食欲低下

      6 吐き気             16 のどのつかえ

      7 下痢              17 腰痛  

      8 頭がふらふら         18 下腹部痛

      9 めまい             19 肩こり

     10 だるい             20 後頭部痛

                   (家庭の医学/保険同人社より)    

      

  ⑤ 「を(お)」・・・お酒はいつも控えめに

  

  ⑥ 「て」・・・適度な塩分たっぷり野菜


  ⑦ 「い」・・・いつでも歩いて出掛けましょう 


  ⑧ 「か」・・・快眠・快便・腹八分