家庭血圧について知っておきたいこと!


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家庭でも簡単に血圧を測定できるため、測定する方が多なっています。


しかし、家庭で測定する場合の高血圧の基準は、病院での基準とは違うことを、知ってますか?


(1) 家庭血圧にも基準がある


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一般的に、家庭での測定値は、病院よりも低めになります。


そのため基準値も少し低く設定されています。 家庭での測定では・・・


■収縮期血圧 135mmHg以上

■拡張期血圧 85mmHg以上

以上を高血圧の目安とします。


 家庭血圧による基準は、受診のための参考にするものです。


自己判断で一喜一憂するのでなく、この数値に近い場合には早めに受診しましょう。



 (2) 家庭血圧の役割


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家庭での血圧測定には次のようなメリットと役割があります。


■時間を決めて、毎日同じ条件で、また安定した状態で、測定できるので、より正確で詳細な血圧情報を把握することができます。

■測定値を記録しておくことで、患者さん自身の健康管理の目安となり、また医師にとっては重要な診断材料となります。

■病院では把握しにくい、白衣高血圧や仮面高血圧、早朝高血圧を診断するための参考資料となります。

薬の持続時間や効果を評価する資料となり、医師の治療方針の助けとなります。



(3) 家庭血圧の測定方法(日本高血圧学会のガイドライン)


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あなたは、どのような方法で、血圧測定をしていますか。日本高血圧学会のガイドラインでは、次のような方法が推奨されています。

■測定する位置 上腕部(上腕カフ血圧計による)。 心臓の高さに近い上腕部での測定値が最も安定しています。

■測定時の条件 朝:起床後1時間以内、排尿後、朝の服薬前、座った姿勢で1〜2分間安静にした後 夜:就床前(飲酒や入浴の後)、座った姿勢で1〜2分間安静にした後、歩いたり飲食したりすると血圧は上昇します。

血圧測定時には、椅子などに腰掛け、体の力を抜いて1〜2分間安静にしてから測定します。


医師の指示によっては、夕食前などの測定もあります。

また自分で血圧が上がったかな・・・と感じたとき、測定値と原因(推定)を記録しておくのも役立ちます。


■測定回数 朝晩各1回以上。 医師の指示によっては、複数回測定し平均値を記録することもあります。

■その他 血圧測定は、できるだけ長期間にわたり継続して行い、毎日の測定値はすべて記録しておきます。



 (4) 24時間自由行動下血圧


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高血圧の基準には、もう1つ「24時間自由行動下血圧測定」によるものがあります。

これは医師の指導によっておこなわれ、自動血圧計を身につけ、睡眠時や仕事中を含め24時間の血圧変動を詳細に記録する方法です。

この場合の基準は次のようになっています。

生活習慣の改善


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食事が乱れがちな単身赴任生活、なので生活習慣の改善には困難が予想されたのですが、逆に悪条件をプラスと考え、生活習慣の改善することができました。


食生活の改善

・白米から玄米に変えました(酵素玄米)

・糖質制限ダイエットを始めました。

・外食をやめました。

・昼の弁当を自分でつくるようにしました。

・お酒は休日前以外できるだけ飲まないようにしました。

・水とお茶にこだわりました

・豆腐・納豆・オクラ・味噌汁等をたくさん食べるようにしました。

・デザートに豆乳グルグルヨーグルトを始めました


運動促進

・エレベーターの使用をやめました。

・椅子に座ってもできる運動をはじめました。

・朝10 分間ストレッチを始めました

・接骨院に通院を始めました(週1 回)

・高電位治療器(ヘルストロン)を始めました


降圧剤減量の成果

食事・運動療法ともまだまだ物足りないものですが、仕事との兼ね合いもあり、できることから少しずつ始めていきました。


降圧剤の減量を開始した時の血圧値は、

100/150~120/180 体重:80kg BMI=28.3 腹囲:90.0

8 ヶ月後の血圧値です


84/127 体重:70kg BMI=25.0 腹囲:87.2

減量どころか降圧剤は完全に休薬となりました。


10 年間も降圧剤を服用し続けたことが本当にウソのようです。


酵素玄米、糖質制限ダイエット、ヘルストロンをメインに食生活を改善し血圧を

正常値に回復することができました。


私が高血圧を改善した方法は

  • 特別なサプリや厳しい制限を必要とする方法ではありません。
  • 高額な費用も必要ではありません。
  • 誰にでも継続可能なシンプルな方法です。

炭水化物の主食中心であった今までの食生活が、糖質制限食に変わるので慣れるまで、少し戸惑うこともあるかもしれません。


理想の高血圧治療は、医師の血圧管理のもとに、降圧剤の服用期間を短期(例えば1 年程度まで)と期限を設定し、平行して生活習慣の改善を行いながら安全に血圧を下げる医療です。


あくまで、降圧剤に依存することなく、生活習慣の改善にて血圧を下げることを指導するのが理想の医療であると思います。


脳内出血体験者として、高血圧の方が脳卒中のリスク軽減と恐ろしい副作用があると言われている降圧剤の長期服用から、一人でも多くの方が休薬されることをこころから願っています。

降圧剤長期服用の落とし穴


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脳内出血を発病してから10 年間ずっと降圧剤を服用し続けてきました。


それまで高血圧を放置して脳内出血を発病したのですから服用しないわけにはいきませんでした。


主治医の説明は、降圧剤でまず適正な血圧を保ち、その間に生活習慣を改善して、降圧剤を服用する必要がなくなる状態にするとのことでした。


しかしその後、医師は診察にいっても血圧をはかり、降圧剤を処方するだけで具体的な生活習慣の改善指導などはありません。


降圧剤の詳しい説明や副作用の説明もありませんでした。


また、降圧剤の長期服用では薬代も相当なものになります。


概算ですが、私の場合10 年間では2,000 円/月×12×10 年=240,000 円にもなっていました。


そして、おまけに副作用という恐ろしい影響を受ける可能性があります。


常に降圧剤を服用して血圧を下げてしまうと、血圧が下がったことに安心していまい高血圧が治っていくように錯覚してしまい、生活習慣を改善し血圧を下げようという気持ちが薄くなってしまうのです。


結局10 年という降圧剤の長期服用にいたってしまいました。



降圧剤の種類・はたらきと副作用


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私は毎日朝食後次の3 種類の降圧剤を服用していました。

・カルブロック錠剤 16mg 1錠 Ca(カルシウム)拮抗剤

・ディオパン錠剤 40mg 1錠 ARB(アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬)

・ニフェジピン錠剤 40mg 1錠 Ca(カルシウム)拮抗剤


お恥ずかしいことですが、降圧剤服用の見直しを考えてから、初めて自分が服用している降圧剤の種類・はたらきや副作用について知ることができました。



-1)私が長期服用した降圧剤の種類とはたらき



日本でよく使用されている主要降圧剤6 種類とそのはたらきです。


カルシウム拮抗剤(きっこうざい)は、カルシウム(心筋や冠動脈を収縮させる物質)の作用を抑えて、血管の内腔(ないくう)を拡げるはたらきをもった薬です。


ARB(アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬)は、アンジオテンシンⅡという血圧を上げるホルモンの生成を抑える作用があります。


今現在すでに降圧剤を服用されている方は、自分が服用している降圧剤はどの種類で、どのようなはたらきがある薬なのかを確認してください。


降圧剤の種類と名称


1、カルシウム拮抗薬 アダラート、アダラートCR, アムロジン、

ノルバスク、カルブロック、ペルジピン、ヒポカ、

バイロテンシン、コニール、ニパジールなど

2、アンギオテンシンII

受容体拮抗薬(ARB)

ニューロタン、デイオパン、プロプレス、ミカルデイス、

アバプロなど

3、ACE 阻害薬 カブトリル、レニベース

4、利尿薬 ラシックス、フルイトラン、ダイヤモックス

5、β 遮断薬 インデラル、セロケン、テノーミン

6、α 遮断薬 ミニプレス、カルデナリン

降圧剤の中では、主にカルシウム拮抗剤(きっこうざい)とARB(アンジオテンシ

ンⅡ受容体拮抗薬)が処方されている場合が多いそうです。



―2)降圧剤のはたらきの共通点


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どの降圧剤も人間が自分自身の意思でコントロールしていない自立神経に働きかけていることが大きな共通点だと思います。


よくこんなはたらきができるものだと感心したくらいです。


人間の体(内臓)は、本人の意思とは別にお互いに邪魔することなく調和しながら役割を果たしています。これは、まさに神秘の世界であり、神のなされた業としか思えません。


そのはたらきを薬で長期にわたってコントロールしようとすると、他の臓器との調和が崩れ、何か副作用がでてきてもおかしくないと思います。



-3)降圧剤の副作用の共通点


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副作用の共通点としては、頭痛、むくみ、うつ、空咳 などがあげられます。


腎臓、肝臓で排出されるので、腎臓・肝臓障害があらわれる方もいます。


またACE 阻害剤以外は、ED、不感症になりやすいようです。



-4) 降圧剤服用の問題点


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医療業界において降圧剤は、何らかの副作用があることは周知の事実です。


薬を長期服用すれば何かの副作用があるのは当然なので、あえて患者に説明する必要がない?と考えているのか、血圧や降圧剤の知識が不足しているのかはよくわかりません。(日本には高血圧の専門医は400 人しかいないのですから)


降圧剤を処方する際に医師は、降圧剤の種類や組合せをどのような基準で選択しているのでしょうか。


本当に今服用している降圧剤の種類・組合せ・量で正しいのでしょうか。


また、患者まかせでなく生活習慣の改善を指導行って、降圧剤を少しずつ減量していくことを指導する必要があるではないでしょうか。


私の場合は、脳内出血発症時に処方された降圧剤を10 年間そのままそのまま継続して服用していました。


一度医師に「降圧剤の量を少なくすることはできませんか」とたずねましたが、全く取り合ってもらえませんでした。


どうすれば、副作用の可能性が高い長期服用を回避することができるのでしょうか?医師に対して患者から意見を述べることはなかなか難しいと思います。


しかし副作用を受けるのは医師ではなく患者である我々自身です。


薬のチェックは、命のチェック


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高血圧専門医は少なく、よほどのポリシーを持った医師でないと降圧剤を減量・休薬する方向で考えることは少ないと思います。


安全第一で脳卒中を防ぐことが優先しているからです。


医薬業界も副作用の少ない降圧剤の開発に取り組んでいるので、おそらく短期の服用なら、心配は少ないかもしれません。


しかし長期服用した場合には、やはり「副作用の影響はある」と考えるべきでしょう。


長期にわたった降圧剤副作用の臨床データはないのですから。


降圧剤の服用がやむをえないのであれば、服用期間を限定してその期間に何が何でも生活習慣を改善して血圧をさげるという強い決意が必要だと思います。